リコーグループは、目指すべき持続可能な社会の姿を、経済(Prosperity)・社会(People)・地球環境(Planet)の3つのPのバランスが保たれている社会「Three Ps Balance」として表しています。この目指すべき社会の実現に向け、経営理念・中期経営戦略・ステークホルダーからの期待を反映したマテリアリティを特定し、中期経営戦略の策定に合わせ見直し、設定しています。
リコーグループは、マテリアリティに対する取組の進捗を管理・評価するためのKPIを、ESG目標として設定しています。
ESG目標は、事業戦略及び中経戦略と整合する形で設定されており、進捗状況を事業計画とともにモニタリングしています。
| マテリアリティ | 社会課題 | ESG目標 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 指標 | 2026年度目標 | 2030年度目標 | |||
| Prosperity (持続可能な経済) | ”はたらく”の変革 | 生産性向上・創造性発揮・デジタル格差の解消 | ①顧客からの評価*1 |
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| イノベーションの加速 | ②共創プロジェクト比率*3 | 43% | (当該年度目標のみ開示) | ||
| 安心安全なデジタル社会の実現 | 情報セキュリティ確保・顧客のプライバシー保護 | ③セキュリティ経営成熟度*4(2030年度目標に対する進捗率) | 80% | ||
| 倫理的な技術開発と活用 | ④テクノロジーアセスメント*5人材増加率(前年度比) | 30%増 | |||
| 公正な企業活動 | 人権尊重 | ⑤グループ会社のローリスク率*6 | 50% | ||
| ⑥ハイリスクサプライヤー数*7 | 0社 | ||||
| 企業倫理・コンプライアンスの徹底 | ⑦コンプライアンス成熟度*8 | 平均3.0pt | |||
| People (持続可能な社会) | 多様な人材の活躍 | 社員エンゲージメント向上とD&I | ⑧エンゲージメントスコア*9 | 3.96 | 4.14 |
| ⑨女性管理職比率 |
グローバル:18.3% 日本:9.7% |
(当該年度目標のみ開示) | |||
| 社員の能力開発 | ⑩デジタルスキルレベル2以上のスキル*10保有数 | 延べ13,200スキル | |||
| コミュニティとの共生 | 企業と地域社会の関係構築 | ⑪社会貢献活動への社員参加率(延べ参加人数ベース) | 87% | ||
| Planet (持続可能な地球環境) |
脱炭素・循環型 社会の実現 |
気候変動の緩和と適応 | ⑫GHG*11スコープ1,2削減率(2015年比) | 65% | 75% |
| ⑬GHG*11スコープ3削減率(2015年比) | 36% | 40% | |||
| ⑭使用電力の再生可能エネルギー比率 | 57% | 85% | |||
| 資源枯渇・資源循環 | ⑮製品の新規資源使用率 | 76%以下 | 60%以下 | ||
21次中経では、「デジタルサービスの会社への変革」と「社会・お客様要請への対応」の視点から16のESG目標を設定し、うち13指標で目標を達成することができました。
未達成となった①顧客からの評価、⑮エンゲージメントスコア、⑯女性管理職比率については中期経営戦略’26でも継続して目標設定し、課題対応を進めます。
事業を通じた社会課題解決
| マテリアリティ | 注力事業 | 21次中経ESG目標 (2025年度) |
実績 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | ||||
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“はたらく”の変革 |
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①顧客からの評価*1 | 29% |
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5地域中4地域で達成
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地域・社会の発展 |
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②生活基盤向上貢献人数 | 2,350万人 | 1,794万人 | 2,235万人 | 4,329万人 |
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脱炭素社会の実現 |
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③GHGスコープ1,2削減率(2015年比) | 50% | 47.4% | 59.1% | (2026年6月開示予定) |
| ④GHGスコープ3削減率(2015年比) | 35% | 38.1% | 46.8% | |||
| ⑤使用電力の再生可能エネルギー比率 | 40% | 31.0% | 43.2% | |||
| ⑥削減貢献量 | 1,400千t | 1,059千t | 1,448千t | |||
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循環型社会の実現 |
⑦製品の新規資源使用率 | 80%以下 | 78.9% | 78.3% | ||
経営基盤の強化
| マテリアリティ | 21次中経ESG目標 (2025年度末) |
実績 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
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責任あるビジネスプロセスの構築 |
⑧CHRBスコア*4 | ICTセクタートップ | セルフアセスメント実施完了。目標に対して55%の進捗率 | セルフアセスメント再実施。目標に対して90%の進捗率 | セクタートップレベル |
| ⑨NIST SP800-171準拠自社基盤事業環境カバー率 | 80%以上 | 保護すべき情報の特定及びアセスメント実施中 | 保護すべき情報の特定と計画策定完了。一部対策完了 | 90.7% | |
| ⑩低コンプライアンスリスク グループ企業比率 | 80%以上 | 高リスク組織に対してパルスサーベイ実施完了 | 高リスク組織において改善策を策定。一部実施完了 | 96.3% | |
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オープンイノベーションの強化 |
⑪共同研究・開発契約のウェイト | 25% | 23.0% | 22.7% | 26.4% |
| ⑫デジタルサービス特許出願比率*5 | 60% | 54.7% | 64.6% | 67.8% | |
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多様な人材の活躍 |
⑬リコーデジタルスキル レベル2以上の人数(国内) |
4,000人 | 2,855人 | 4,658人 | 6,811人 |
| ⑭プロセスDXシルバーステージ認定者育成率*6 | 40% | 21.1% | 34.2% | 54.0% | |
| ⑮エンゲージメントスコア |
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| ⑯女性管理職比率 | グローバル:20% 日本:10% |
グローバル:16.5% 日本:7.7% |
グローバル:17.2% 日本:8.4% |
グローバル:17.9% 日本:9.4% |
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STEP1:課題の抽出
STEP2:課題の優先順位付け
STEP3:経営での審議とステークホルダーへのヒアリング
STEP4:各部門の中経戦略との整合・ESG目標設定
STEP5:経営の意志決定
21次中期経営戦略においては、ESGの取組みを経営に反映させることを目的に、ESG指標と社内取締役・執行役員報酬との連動を行いました。具体的には、業績連動型賞与(STI)への「DJ BIC Indices*年次レーティング」の組み込み、業績連動型株式報酬(LTI)へのESG目標の組み込みを実施しました。
中経’26からは、中長期的な企業価値向上との連動を一層強化するため、報酬連動するESG目標を経営戦略との関連性が特に高い3つに絞り、社内取締役(非執行取締役を除く)・執行役員報酬の業績連動型株式報酬(LTI)への組み込みを行います。
* DJ BIC(Dow Jones Best-in-Class) Indices:従来の「Dow Jones Sustainability Indices(DJSI)」が名称変更されたもので、S&Pグローバルの評価に基づき、持続可能性に優れた企業を選出する世界的なESG指数
| カテゴリ | ESG目標 |
|---|---|
| Prosperity | 顧客からの評価 |
| People | エンゲージメントスコア |
| Planet | GHG スコープ1,2削減率 |
リコーグループは「ESGと事業成長の同軸化」を方針に掲げ、自社の強みを活かした取り組みによってさらなる事業成長へつなげていきます。事業を通じて社会課題解決に貢献するリコーグループの取り組みをご紹介します。